2017年7月1日土曜日

日欧EPAのリーク文書について

 2017年6月23日、グリーンピース・オランダは、日欧EPAのリーク文書を公開しました。文書は15本、合計で205ページにわたります。
 2013年から続いている日欧EPA交渉は、他の貿易交渉と同じく、交渉文書などは一切秘密となっています。しかし、国際市民社会はこれまでも、様々な手段を使ってリーク文書を入手、公開することによって交渉の内容やその影響について、警鐘を鳴らしてきました。グリーンピースのリーク文書公表をきっかけに、ドイツを中心に日欧EPAに対する市民の懸念の声は高まりつつあります。 
 
グリーンピース・オランダのウェブサイト:https://ttip-leaks.org/jefta-leaks/



















PARCはグリーンピース・オランダ他、EUのNGO団体と協力し、リーク文書の分析や発信について準備を進めてきました。 英語が問題なく読める人であればリーク文書を読むことはできますが、日本においては言語の壁はまだ相当に厚く、リーク文書が出ても多くの人が協定の内容を理解することができません。PARCは今後、リーク文書を随時仮訳し、公表をしていきます。


まずリーク文書の概要は下記の通りです。

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